ゲームデザイナーとして働きたいと考えるなら、必要な資格を取得しておくことがおすすめです。なぜなら資格を取得しておくと様々な点において有利になるからです。実際に、現場で活躍している人の声をチェックしてみましょう。
現在大手のゲームソフトメーカーでゲームデザイナーとして働いていますが、専門学校に在学中は資格取得にも力を入れていました。ゲームデザイナーになるために必須のものはないのですが、やはり自分の持っているスキルを客観的に評価してもらうためには、資格を取るのが一番だからです。在学中はまず基本情報技術者試験の資格を取りました。ITに関する基礎的な知識を持っているかどうかの証明になるので、就活で訪ねた複数のゲームソフトメーカーからも注目してもらえました。またデザイナーとしての技術力とセンスを見てもらうために、画像編集ソフト会社が提供するクリエイター能力認定試験にも挑戦して合格しています。今いるメーカーの面接を受けたときも、アピールポイントになったので資格を在学中に早めにとって正解でした。
ゲーム会社に就職して5年になりますが、就活時に役立ったものを振り返ってみると、やはり資格が一番です。ゲーム専門学校に入学した直後は資格について意識していなかったのですが、学校からの勧めもあって2年時にCGクリエイター検定の資格を取りました。2DCGと3DCGのどちらの実力の証明にもなるため、ゲームデザイナーとして業界で働きたかった自分にとっても最適でした。またコンピューター関連全般の幅広い知識があった方が良いとの、就職対策ガイダンス時のアドバイスに基づいてマルチメディア検定の試験にも合格しています。就活のときには会社側もこれらの資格について興味を持ってくれた所も多く、内定も複数でたところから就職時に有利になると実感しました。